2017年4月25日火曜日

桃草舎 -南インドのアーユルヴェーディックな家庭料理教室-

モモさんが主催する桃草舎の料理教室に参加してきました(4/23)。南インド・アーンドラ州の料理をメインに野菜だけのミールスでした。
今回はモモさんのインスタにキャンセルが出たとあったのですぐに申し込みました。それも粉もんの料理ペサラットゥを作るとあったからです。ペサラットゥがどんなものかは食べたことなかったんですが、見た目は緑色したドーサ。しかもドーサのように生地の発酵を要しない。これは出来るかもと?
会場は京都のど真ん中,阪急河原町から寺町通りを少し北に上がったmomokutekiと言う、雑貨とカフェのお店の2階にあり、すごく綺麗でオシャレなところでした(^^♪
まずはアーユルヴェーダの座学があり、基本的なことを教えてくれます。アーユルヴェーダは全て物は「空・風・火・水・地」の五大元素から構成されていて、人間の体質や性質もこれらの要素で成り立っている、ということが基本でした。
これは気功の哲学である陰陽五行説の五行によく似ています。五行は「木・火・土・金・水」ですべてのものをこの五行に分けることが出来る、という考え。

料理の方は先生のデモンストレーションと解説で、手際がよくテンポがいいので気持ちがいい。私の倍以上のスピードだ(笑)
で、こんなのが出来ました。




































緑色のドーサのようなのがペサラットゥ。
中にはセモリナ粉で作るオカラみたいなラヴァ・ウプマ。このウプマもつい先日太極拳の先生・松村さんが東京に行った時、インド家庭料理レカのウプマをお土産に頂いたばかり。このウプマが習えるのもここに来た要因のひとつ。
右上はジンジャー・オニオン・チヤトニ。このチャトニを付けてペサラットゥを食べるとメチャクチャ旨い~
たけのこのアチャール。これは日本の旬の素材を使ったもの。アチャールはスパイスと油の漬物。
トマト・パップはトマト入りダルカレー。パップはテグル語で豆のこと。ダルです(ダルはヒンドゥ語か?)。スリランカのシンハラ語はパリップですね。
あとは先生が作ってきてくれたクレソン入りカチュンバルサラダ。クレソンは朝に川辺で採れたものと。
ピンク色のは紅ショウガですが、なんか名前があったけど・・・(-_-;)この紅ショウガを食前に食べると消化器が良く働くなど所々にアーユルヴェーダに則った食養生が出てきます。
ターメリックライスはの日本米とタイ米のブレンド。
ターメリックライスの上にのっているのはカードチリ。ヨーグルト漬けチリでたまにかじって食べるもの。このチリは美味しかったが超辛かった(-_-;)
ほとんど本場よりの美味しいミールスで満足しました。インドビールも頼むことが出来るし。
野菜だけですが、何の不満もありません。頼りなさもなし。
べジミールスを食べてたら、肉や魚は週2ぐらいでもOK。べジを続けたら無しでもいけるかも・・・・

調理の時の写真も何枚かのっけておきます。
ペサラットゥ


ラヴァ・ウプマ



インド料理は地方によって大きく違うし、また宗教や民族、カーストによっても違うので種類が際限なく有るそうです。恐るべしインド料理~(-_-;)


2 件のコメント:

  1. いつもとはちょっと雰囲気が違いますねぇ。
    アーユルヴェーダでは、やはり油の使用量も少ないのでしょうかね?
    ちなみに、どんな油を使ってました?

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  2. ところがどっこい油だだ入れですわ(笑)
    油をけちると味が決まらないとまで言われておりました。
    ただし、いいもの使うこと!だそうです。
    菜種油とギーを使っていました。
    今回の料理は凝っていましたが、嫌みがないです。

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